茶道の入門者は師を選ぶこと

茶道は、理論や理屈ではなく、一に実践と、その訓練にあります。それには、まず、茶道具以上に、良い先生を選ぶことが第一です。家元や、長年おけいこに通っている先輩知人に直接問い合わせて、この人ならばという立派な先生を紹介してもらうと良いでしょう。茶道具や月謝などについては、その先生の資格、土地の事情、その他で、いくぶんの違いがあります。
さて、先生が決まったら、いよいよ入門、つまり弟子入りをお願いするわけですが、あらかじめ履歴書のような形式で、住所氏名、その他、自分のことをはっきり記したものを用意しておくと良いでしょう。
いったん入門した以上は、一生懸命、素直な心で、人にも茶道具にも接し、入門した師を敬い、その雰囲気に一日も早く慣れることが肝心です。そして、その謙虚な心を、毎日の生活の中にも失わず、むしろ押し広げていくように努力したら、ただ単に点前が上手になるばかりではなく、真の茶道にも徹することができるでしょう。

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